皆さんこんにちは。ボスネコです。
本日やって参りましたのは群馬県にある高崎駅。この駅は上越線や信越線、両毛線の始発駅となっているほか、新幹線、上毛電気鉄道が走る群馬県でも有数のターミナル駅です。隣接するぐんま車両センターには年々数を減らしてきている国鉄型機関車が多く所属しています。
所属している機関車はEF64やEF65などの電気機関車、DE10やDD51などのディーゼル機関車、D51やC61などの蒸気機関車が挙げられますが、現在は工事用臨時列車や配給列車というよりも専ら土休日のイベント列車の牽引役として活躍しています。実は秩父鉄道所有のC58-363は当センター所属だったりします。
2024年2月23日はそんなぐんま車両センター所属のEF64-1001[群]とEF65-501[群]のトップナンバーコンビのプッシュプルによって運行されるEL両毛・ELあしかが号が運転されました。
当該列車が発車する4番線に来ました。営業列車としての両毛線入線は数年ぶりということもあり若干いつもより人が多かった気がします。
13:33分ごろ、入換灯を点灯させてEF64-1001[群]が入線してきました。
組成は、EF64-1001[群]+スハフ12-162+オハ12-367+オハ12-369+スハフ12-161+EF65-501[群]です。
発車まであと10分ほどあります。ここから少々撮影タイムが始まります。
当機は2017年まではぶどう色という茶色の塗装をまとっていましたが、2017年の全般検査以降は国鉄新性能直流電機標準色という見慣れた塗装として運用を続けています。EF64形は窓を止めるゴムが黒色のことが多いのですが、白色なのも特徴の一つです。元々EG灯がついていたような気がしますがいつのまにか取り外されていたんですね。
そうこうしているうちに、211系が入線してきました。この写真を見ると上越を感じることができる気がします。古くは上越線はおろか首都圏の貨物列車に多く充当されていたEF64形。今となってはだいぶ活動域を少なくしましたよね。
13:42になりました。列車は甲高いホイッスルを鳴らして高崎駅4番線を発車していきました。
それぞれの停車駅に長時間止まるとのことだったので少し追いかけてみようと思います。まずは並走を一枚。手前の草にピントが合ってしまったのが少し残念。
それよりも、今回は少し天気が残念でしたよね。小雨で曇り気味だったため...晴れた晴天の中を走ってもらいたかったですが...それ以上にこの編成がレアなのでいいですけどね。
沿線で見ていた感じかなりのスピードで走っていた気がします。唸るブロワー。響くMT52。ロクヨンの牽引もいつまで続くのやら。
結局追っかけに追っかけて足利駅までやってきました。
駅前で行われているイベントを一通り見てから改札内に入ります。改札を入ってすぐのところには12系が。ほんとに令和なんでしょうかね。
なかなか尾灯がついている姿も珍しいかも?イマドキ単機で走ることも少ないですしね。プッシュプル運転の副産物ですね。
足利駅停車中には1本だけ小山行きの普通列車が追い抜くスジになっていましたが、なんと定期の列車の着発線を1番から2番に変更するという臨時運用で対応していました。実際には見ていないんですが、他の駅にも本線に停車していたということで驚き。
何やら騒がしいと思っていると、どうやら一つとなりの山前駅に回送を行い、折り返し運用であるELあしかが発車まで退避を行うらしいです。さすがに1時間以上停車するのは無理だったということでしょうか。
今度は反対にHMを付けたEF65-ほい501を先頭として発車していきます。今回のHMなかなかいいデザインですよね。ホイッスルも個体差があるのが面白いポイントの一つ。さすがに折り返しのELあしかがは時間が時間なのでパスしました。
さてはて、JR東日本は2024年度に機関車を全廃する予定、可能性があるとの発表がされていますし、そのうえEF65-501,EF64-1001それぞれの全般検査切れが近づいています。しかしながら、今後も何度か活躍する機会があると思いますので、その雄姿を目に焼き付けておきたいものですね。特に、新潟駅開業120周年号あたりがいま気になっています。今回はここらへんで。ボスネコでした。