変わりゆく時代 置き換わってゆく国鉄型特急車両 ~185系~
皆さんは、国鉄型特急に乗ったことはありますか?
国鉄型特急とはどのような車両を指すかというと、現在中央線の臨時列車などでよく運行されており、JR東日本のお座敷列車としても最後の列車ともなっている、485系華やリゾートやまどり、山陰地方でやくもなどとして活躍している381系などがあげられます。
国鉄が民営化されてから、30年以上が過ぎた今では、このような国鉄時代に作られた車両の多くが引退となっています。当時は、日本の全国を走っていた国鉄車両も今となっては一部の路線であったり、臨時列車としてしか走っていないのです。
最近引退していき、テレビなどでも取り上げられ、注目を浴びたものがあります。それは、185系です。
この185系は、特急列車の運用とはじめとして、通勤通学などにも使われるように開発されました。何に使われていたか例を挙げると、「踊り子」や「草津」をはじめとして、「湘南ライナー」、「ムーンライトながら」の長距離も走るような列車にも運用されていました。
一時期は、200両以上の車両を保持していましたが、40年の運用を経て、「踊り子」、「湘南ライナー」を最後に、2021年春に定期運行から退きました。その後継としては、今運航している青い帯のE257系が付きました。一つ気になったところは、引退が近づいたときにほかの乗客の迷惑になるような人がある程度出ていたことですが...その話は置いといて。
引退したその後も、「鎌倉あじさい号」などで臨時列車として運行されていました。
また、11月13日には、「中央総武むさしの銚子号」として、高尾から、銚子や成田、我孫子などを回って高尾に戻ってくるという臨時列車も運行されます。
ですが、この列車の乗車には、旅行商品の申し込みが必要となっていますので注意してください。
このように今も臨時列車としていろいろなところで活躍していますが、臨時列車でも185系から置き換わっていくものもあり、その一つに、前回のブログでも紹介した「ホリデー快速鎌倉号」です。
↑ホリデー快速鎌倉について書いたブログ
このように、国鉄型特急車両は年々置き換えになっていっています。
いつかはわかりませんが、近いうちに引退していく可能性もある車両たちなので、今現役で走っているうちに一度は乗っておきたいですね。