これからの未来やいかに... EF65-2091[新]が高崎へ
皆さんこんにちは。ボスネコです。
今日も今日とて電気機関車ネタです。(そろそろほかの記事も書かなきゃなと思いつつ)
今回は、EF65-2091[新]についてです。
EF65-2091は、1977年12月20日に落成した機関車で、一時期東京機関区に配属されたこともありましたが、基本的には新鶴見機関区に所属し、主に貨物列車を牽引してきました。
一時期は貨物更新色となりましたが、2018年8月に大宮車両所を出場し国鉄色に復帰したいわゆる国鉄復帰機の一つであります。
この2091号機の特徴としては、
スノープラウがないこと
MR管(元空気ダメ管)がないことなどが挙げられます。
ちなみにスノープラウとは簡単端に言うと排障器のようなもので、車体の下に二枚の板なようなもののことを指します。
また、MR管がないことにより、甲種輸送の牽引機として運用につくことは少なくなっています。
そんな2091号機ですが、2023年7月4日にEF210-901[岡]の牽引する8765レに無動力として次位で牽引されていったようです。
そして行き着いたのが高崎機関区。おそらく今回は完全な廃車などではなく疎開という形がとられているのだと思います。
しかし、この高崎機関区では過去にEF65-2075,2093,2094,2095号機などが疎開し、その後宇都宮や大宮などで廃車となるような事があることから、今後廃車となる可能性が否めないのも事実です。
また、この2091号機は台車の検査切れの可能性が浮上しています。普段よく記事に取り上げている全般検査以外にも車両には検査が存在し、これを通さないと営業線内で自走することができません。
EF65の中でも人気を誇る車両の一つなので長生きしてもらいたいのも山々です。
今後の動向に注目ですね。
それではまた。ボスネコでした。