ボスネコの交通ブログ

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2編成目の機器更新 E231系800番台K1編成AT入場について

皆さんこんにちは。ボスネコです。

なんか、中央快速線E233系P編成と青編成の併結運用があったらしいですね。充当された運用を見ている感じ、中央特快にも充当された感じですね。下手したら河口湖まで乗り入れている可能性も...見に行けばよかったな...

青663編成

EF65-2127も甲種輸送として動いているようで。見に行きたいですね。関東で昼間に見れる運用に就いてくれ(((殴

 

ということで今回は少し前に施工されたE231系800番台K1編成の機器更新に伴う秋田総合車両センター(以下AT)入場についての記事です。

EF81-141[新潟]+E231系K1編成[八ミツ]

E231系800番台は、2003年より運用に就いた東京メトロ東西線・中央総武線各駅停車向けの車両で、10両7本が三鷹車両センターに配置されています。

この形式番台の機器更新はK3編成に次いで2編成目で、始動音が特徴的な「幽霊インバータ」こと三菱IGBT-VVVFインバータなどの更新を行う予定です。

E231系800番台K3編成(更新前)

機器更新後の試運転を行うE231系K3編成

この幽霊インバータは、総武線各駅停車・常磐線・山手線で活躍している(またはしていた)E231系や都営新宿線10-300形などにとうさいされています。

しかし、現在では多くの編成からこのインバータが取り外され、他のインバータとなってしまっています。

E231系800番台は朝夕メインの運用ということもあり、現在まで幽霊インバータをうならせているわけです。しかしながら、一番最初に機器更新されたK3編成、今回AT入場したK1編成に続いて、残る5編成も近い将来に機器更新される予定なので、幽霊インバータを楽しむなら今のうちですね。

幽霊インバータを搭載している両番台

 

おつぎは輸送の面に着目してみていきたいと思います。

今回のAT入場にあたり、当該車両を牽引したのはEF64-1030[新潟]と、EF81-141[新潟]です。

EF64-1030

この移動が相当めんどくさく、前日にEF64-1030とK1編成を豊田に送り込み、当日中に連結。

次の日に、EF81-141を東大宮に送り込みます。

そして、EF64牽引で武蔵野線を経由しK1編成を東大宮まで輸送します。東大宮からはEF81が牽引を担当し、田端操車場から常磐線武蔵野線を経由し、秋田に向かうというルートを取っていました。

普段の配給輸送は当該編成がいる車両センターまで機関車が出向く方式ですが、わざわざ自走でほかの車両センターに移動させていたり、交流・直流と電化方式の違いから直流の電車がAT入場する場合はEF81などの交直両用の機関車を連結させますがEF64もわざわざ新潟から呼び出しています。

しかし、なぜこのようになってしまったのでしょうか。

私が考えるに、

三鷹車両センターは配線の都合上、直接西進できないため豊田まで自走させざるを得ない。

・ハンドル訓練等をしていないor豊田車両センターにEF81が入れないからわざわざEF64を豊田に向かわさせざるを得ない。

東大宮車両センターに車両を入れてしまうと配線の都合上北進が不可となる。

・車両の向きをきっちりと揃えたいから常磐線等を経由した。

とまあ、色々な事象が重なってこのような配給輸送になったんでしょうね。それはそれで、撮影する機会が多くて楽しいですけど。

武蔵浦和駅を通過するK1編成配給

また、E231系800番台20周年を記念してK7編成にHMが掲出されているとのことです。自分は運よく、ちょうどその日に見ることができました。そちらの写真も投下しておきます。

HM付きのK7編成

今回はここらへんで。ボスネコでした。