皆さんこんにちは。ボスネコです。
最近関東でも桜の花をよく見るようになりましたね。桜に絡めた写真を撮りに行きたくなります。今週末には185系C1編成を使用した「とちぎ1号」が運行されますね。指定席券はゲットできませんでしたが、見に行きたいなと思いつつ。
そんなわけで今日は、EF65-2066についてと無動力回送についてです。
本日2023年3月19日。EF65-2066が、EH500-12牽引の臨8764レとして、新鶴見機関区へと無動力回送されました。
まずはEF65-2066について少々。
この2066号機は、1977年1月27日に新製された機関車です。国鉄時代から残る機関車の一つで、通常のコキ(コンテナ車)、タキ(タンク車)だけでなく、たまに列車を輸送する甲種輸送などにも多く充当されています。
もともとこの機関車は2004年から貨物更新色という塗装をしていましたが、2018年2月の全般検査より再び国鉄特急色に塗装が戻った機関車でもあります。全般検査は6年周期でやってくることやEF65-2085号機が最終全検ということでヘッドマークが掲出されていたこともあり、総合的に判断すると最短で2024年2月で廃車になる可能性が高いとおもわれます。
また、今後記事にまとめていきたいと思いますが、今年のダイヤ改正でEF65運用が9仕業削減されたり、一番最後に製造された2139号機が大宮に廃車回送されるなど今後が危ういEF65です。
次は無動力回送について。ここでは機関車の無動力回送について書いていきます。無動力回送とはその名の通り、自走ではなく他の列車に牽引してもらう形で移動する方式です。例えば先ほどの画像では、EF65の方のパンタグラフは上がっておらず、電気が供給されていない状態だということがわかりますね。なぜこのような運用が行われるのでしょうか。理由は多岐にわたりますが、このようなものがあげられます。
・電気をより使うので非効率
・乗務員削減
・電化方式、保安装置の違い
・重連、協調運転に対応していない
・検査切れによる本線走行不能
等です。
今回は、上記の理由のうち上の二つが該当すると思われます。
しかし、まあなぜわざわざ機関車を輸送する羽目になったのでしょうか。それはダイヤ改正が大きくかかわっています。2066号機は、ダイヤ改正前の17日(金)は高崎機関区に向けて配8791レを牽引し、そのまま日付を越しました。そしてダイヤ改正後。高崎からの運用がないために高崎機関区のEH200運用(この日はEH500による代走)に無動力回送として牽引され、新鶴見に回送された形になりました。
とりあえず廃車にはまだならなそうなので一安心ですね。
というか調べてみたら、2066号機が17日に牽引していた配8791レもEF65運用は最後だったようですね。悲しいですね。残り少ないEF65運用をしっかり記憶にも記録にも残しておきたいところですね。EF66、EF64も廃車が進んでいますし、国鉄型は危機的状況ですね。うぅ...
それではここらへんで。
ボスネコでした。
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