ボスネコの交通ブログ

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2022年百里基地航空祭レポート 展示飛行編

みなさんこんにちは。

ボスネコです。

リゾートやまどりのラストラン予定日が近づいてまいりましたね。

乗ったことのある車両なので、やっぱり感慨深いものがあります。

 

こちらも合わせてご覧ください

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そんなわけで(?)今回は前回に引き続き、

2022年百里基地航空祭について書いていきたいと思います。

第2回は展示飛行編。航空祭で行われた飛行展示について書いていきます。

 

前回記事

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私が百里基地に着いたのが、ちょうどブルーインパルスのウォークダウンが始まろうとしていたころ。大洗海岸の駐車場に7時過ぎに入ってシャトルバスに乗ってきました。当初、オープニングフライトは見れなくてもF-15の機動飛行あたりから見れるものだと思っていましたが、想像以上にシャトルバスに乗るのに時間がかかり、地獄を見ました。この話も後日やっていきたいと思います。

 

バスから降りると即座に基地内に入り、基地内手前のCH-47JやUH-60などを軽く見物し会場正面の最前列の方に入りました。

まもなくウォークダウンが始まりブルーインパルスのエンジンスタートが始まりました。

(なを途中演目を少し端折っているので注意)

ブルーインパルスのウォークダウン

パイロットは整備員と手信号で合図をしてエンジンスタートさせる

エンジンスタートを終え、先行のスカイマーク機を離陸させるとついにブルーインパルスが離陸を行います。

ブルーインパルスは離陸前にスモークの試験を行う

ブルーインパルスが離陸

まず最初は1~4番機が各々離陸。

今回の演目ではダイヤモンド隊形での離陸はありませんでした。

まずは4機によるダイヤモンド隊形での進入。

ダイヤモンド隊形での進入

その後5,6番機が離陸。

ロールオンテイクオフ・ローアングルキューバンテイクオフを行いました。

5番機によるローアングルキューバンテイクオフ

次に紹介するのは、チェンジオーバーターン。

 

チェンジオーバーターン

1~4,6番機が集合し、会場右手よりトレール隊形で進入し、会場正面でデルタ隊形に瞬時に移行し会場を旋回します。

 

サンライズ

今度はサンライズという演目。

散開するときのスモークの広がりが美しい演目のひとつ。

個人的には、散開の直前も流れ星みたいで好きです。

レターエイト

レターエイトは4機編隊で進入した後、1機と3機に分かれ、3機が右円を描いているうちに残りの1機が左円を描いて3機に合流する演目です。1機の方が全速力で3機を追い上げるところが魅力の一つ。

フェニックスロール

フェニックスロールは、5機が編隊を乱さずに一回転するところが見どころ。青空にスモークが映えてかっこいい。

クリスマスツリーローパス

12月の航空祭といえばクリスマスツリーローパス。

6機のブルーインパルスが会場正面から低速でスモークを焚き進入します。

低速なので、スモークもいつもより太く迫力があります。

オポジットコンティニュアスロール

オポジットコンティニュアスロールは、5,6番機が高速で接近。背面かつ至近距離で交差します。なかなかの高速度なので撮影難易度が最も高いといっても過言ではない演目。

会場でもかなり盛り上がる演目である一つ。初見だとぶつかってないかと心配になってしまいます。

この演目ではおおよそ50mほどまで接近しているそうな。日ごろの訓練のたまものですなぁ。

コークスクリュー

最後の演目はコークスクリュー

この演目が来るとブルーインパルスの展示飛行も終わりか。と思ってしまいます。

正面から進入してきた2機がそれぞれ、バレルロールと背面飛行をし、会場右側へとブレイクします。

ブルーインパルスの展示飛行はこれで終了。

お次は第3飛行隊の機動展示と対地攻撃展示です。

どうしても機動展示等は写真だけでは伝わりづらいので、少し控えめなってしまうかもしれませんがご了承を。

ハイレートクライム

機動展示の最初はおなじみハイレートクライムから。

アフターバーナーで一気に高度を上げます。やはりブルーインパルスとはまた違った迫力があります。アフターバーナーの音も自分は好きです。

ロースピードパス

今度はロースピードパス。

失速寸前まで速度を落としてゆっくりと会場前を通過します。

前回の2019年百里基地航空祭ではF-15が同じようなロースピードパスを行っていましたね。このあたりから天気が曇りがちになってきました。

690度旋回

演目は終盤に入り、690度旋回です。

ここではパイロットに8.5Gもの重力加速度が働いているらしいです。常人には到底耐えられないでしょうね。

ヴェイパーもくっきりと出ています。

バッカーン

この演目はバッカーンというそうです。初めて聞きました(苦笑)

いやーかっこいい。

そして着陸。

着陸

お次は同じく第3飛行隊による戦闘地上攻撃展示です。

前回はF-4EJで行われたこの展示飛行。今回はその跡を継いだF-2による飛行です。

フォーメイションテイクオフ

まずは、離陸。今回の展示飛行ではおおよそ

F-2 2機編隊×2

で展示が行われました。

ということでフォーメーションを組んでの離陸です。

そういえば、バスツアー客が誘導路付近まで入って撮影をしていました。ツアーいいなーなんて思いながら。

F-2の戦闘地上攻撃展示

F-2 4機による編隊飛行

今度はドラッグシュートを展開しての着陸

先ほどの機動展示の際は、ドラッグシュートを展開せずに着陸をしていましたが、こちらはしっかりと展開して着陸していました。
この4機はもともと滑走路末端にいたと思われ、会場正面の駐機スペースではなく、左手のP-1やC-130の裏あたりに駐機しました。

滑走路末端に駐機する4機のF-2

駐機するF-2

今回の百里基地航空祭の展示飛行はここまで。

ものすごく迫力があり、非常に楽しかったです。あわよくば最初から見たかったですけど。

次回は百里基地航空祭でのこぼれ話なんかを書いていこうと思います。

それではここらへんで。

ボスネコでした。