ボスネコの交通ブログ

そこら辺の学生が書く交通系ブログ

「ニーナ」ことEF66-27と、EF65‐2085が、京都の鉄博にて展示されていると聞いて。

皆さんこんにちは。ボスネコです。

 

鉄道の博物館に行ったことはありますか?

鉄道の博物館は日本中様々なとこにあります。

(ちなみに私は、大宮、葛西、碓井、京都に行ったことがあります。)

 

そんな鉄道博物館。略して鉄博の中でも今回は京都の京都鉄道博物館で、特別展示が開始した二つの機関車について紹介していきます。



京都鉄道博物館とは?

京都鉄道博物館は、2016年に開館した京都市下京区梅小路にある鉄博です。

館内には、JRや国鉄の様々な車両が展示されていて、車両数では日本一を誇ります。

また、梅小路蒸気機関車館から引き継いで、構内の一部は梅小路運転区として機能を果たしています。

ちなみに私は、梅小路蒸気機関車館時代から通っている(らしい)。

京都鉄道博物館に展示される500系エヴァンゲリオン塗装

梅小路の転車台

EF66-27

EF66‐27号機 (2022/07/25)

「ニーナ」や、「ダニエル」という愛称がついている、EF66‐27号機。

 

EF66と聞くと、「サメ」と呼ばれているこちらを想像する方も多いと思います。

EF66‐119号機

前者のEF66は、EF66‐0番台で、国鉄時代から走っている車両で、東名高速をはじめとする、トラック輸送に対抗するため、貨物列車の高速化を目的に作られました。

その後、1985年には、「はやぶさ」、「富士」をはじめとする、ブルートレインを牽引し始め、EF81と並んで、寝台列車といえばこれという方もいるのではないでしょうか?

後者のEF66は、EF66の100番台で、国鉄の民営化後にJR貨物となった時に、貨物列車の増発に向け、大まかな性能面では0番台を踏襲し外観を大幅に変更したものです。

 

そしてこの27号機。EF66‐0番台で唯一稼働できる機関車です。

2016年に27号機を除く5両が廃車になったためです。

ちなみに0番台の車両のうち2両(うち1両がカットモデル)が展示されています。

 

そんな27号機も今年の3月にダイヤ改正によって定期運用から離脱。

その後、吹田機関区のイベントでは、「借別」、「ありがとう」というHM(ヘッドマーク)がつけられていた模様です。

定期運用から離脱した「ニーナ」ですが、今年中には、全般検査という鉄道車両の主要な装置をすべて取り外し細部にまで検査する検査の期限が切れるので、走る状態がみられるのもあと少しです。

今は、京都鉄道博物館に展示されていますが、ぜひ廃車までに関東入りしないかな。と思いつつ。

(貨物ちゃんねるというサイトを覗くと運用などがわかりますよ!)

EF65‐2085

また、京都鉄道博物館に展示されている車両はもう一つあります。それは、EF65‐2085号機です。

この車両はつい最近大宮で、最後の全般検査を受け、塗装が国鉄色に変更された車両です。

全般検査前のEF65‐2085

全般検査後のEF65‐2085

EF65は、EF66と同じように、日本の経済の発展につれてひっ迫した貨物需要に合わせるために、EF60の後継機のようなかたちで高速化、牽引力の向上をはたしました。

このEF65もまた、0番台と500番台、1000番台以降では見た目が違い、500番台はこんな感じです。(0番台は写真がありませんでした。)

EF65‐501

全般検査は概ね6年周期で行われるので、あと数年はEF65は走ると思われます。

ただ、EF210の台頭で、淘汰されつつありますけどね。

EF210-142

EF66EF65などをはじめとする機関車が廃車、またはそのカウントダウンが始まっていますが、元気に走っているうちにたくさん見ておきたいですね!

ちなみに京都鉄道博物館の特別展示は今週末の08/28日までなので、近くにある方は行ってみてはいかがでしょうか?(ちなみに自分は行きたいけどいけないです。)

 

今回はここらへんで。

ボスネコでした。