ボスネコの交通ブログ

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解体も遠くない都心に近い鉄道スポット

みなさんは三鷹跨線橋に行った事はありますか?

新宿から20分かかるかからないかわからないぐらいの距離にある、鉄道スポットである、三鷹跨線橋JR中央線三鷹駅武蔵境駅の間にあるこの橋ですが、そう遠くない未来に解体がなされる予定なのです。

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この跨線橋は、歴史が古く建設(昭和4年)から、90年以上が過ぎています。

昔は、文豪であるあの太宰治が良くこの橋に訪れていたといわれているぐらいです。

 

この橋は、随所に歴史を感じれるところがあって、跨線橋に上る階段は、ボロボロになったコンクリート。橋の一部には、レールが使用されていて、結構サビています。

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三鷹跨線橋を通過するE257系

こういう写真もいいなと思いつつ


この跨線橋には、住宅街が近いことや、結構な間隔で、いろいろな列車を見ることができるので、ほぼ毎日といっていいほど、親子ずれが訪れています。

また、三鷹車両センターを、遠くから眺めることげできるので、結構面白いスポットとなっていますよ。

 

話を戻しますが、この跨線橋は、もともと、鉄道省国鉄を経て、JR東日本が管理をしていましたが、鉄道事業施設というよりかは、生活道路としての意味合いが、大きかったので、三鷹市に無償譲渡が申し入れられました。

その後、2021年6月にJR東日本から、建設から長期間経って、耐震基準を満たしておらず、跨線橋を通る歩行者の安全とともに、鉄道の安全運行にも支障をきたす可能性があり、他に中央線を越えるために堀合地下道という三鷹駅寄りに位置する(確かそうであったはずなので、確証はありません。)トンネルがあるので、それを利用すればよいのではという案が出されました。三鷹市は、大改修やメンテナンスに膨大な資金がかかることや、改修による文化的価値の減少、万が一の時の際の安全などを考慮して、JR東日本の判断を受け入れて、解体することを決定しました。

 

というわけで、時期は未定ですが、そう遠くない未来に解体される三鷹跨線橋に皆さんも行ってみてはいかがでしょうか?